発達障害と音声情報へのアクセス

◯ディスアビリティ

音声情報を聴取・理解することに困難さがあるため、音声を主な伝達手段とした講義へのアクセスが難しい。

◯アセスメント

  • 受講環境の確認(音響設備、座席の位置、物音など)
  • 教員の話し方
  • 配布資料等の補足情報
  • 集中力や注意力の低下による音声聴取及び理解の困難
  • 視覚情報による代替の効果
  • 感覚の過敏や鈍磨

◯活用できるAT

◯まとめ

  • 講義室の音響設備等の活用など、受講環境を予め整備しておくことが望ましい。そのうえでATの活用や人的サポートの配置を検討していく。
  • 授業資料を活用することで、音声情報に加えて視覚的に情報を補足できる場合もある。
  • 音声認識アプリを使用するときは、必ずしも正確に認識ができるわけではないことを学生に伝えたうえで、外部マイクの使用や単語登録により認識精度を上げる工夫をする。
  • 録音や音声認識のログを残しておくことで、後から見直せるようにしておく。
  • 補聴援助システムを活用する際は必ず試験的に使用し、講義場面で問題なく使用できることを確認しておく。(期待した結果が得られない場合にはメーカーや専門の相談窓口に相談する)

公開日:2023年7月14日


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