マイク等を使用しない講義や、実習等の屋外での講義では教員の音声が聞き取りづらいことがあります。今回は様々な音響機器を活用して教員の声を大きく聴取する方法をご紹介します。
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講義室備え付けの音響設備
音響設備がある講義室では、ハンドマイクやピンマイクを利用できることがあります。マイクを利用することで講義室に設置されているスピーカーから音声を流すことができます。また、講義室によっては複数本のマイクが備え付けられている場合もあります。ディスカッション形式の講義等で複数人の話者が話す場合は、複数本のマイクが設置してある講義室を選ぶと良いでしょう。
スピーカー付きマイク
マイクとスピーカーが一体になっているため、持ち運びが容易になります。音響設備の無い場所や屋外での実習等で手軽に音声を大きくしたい場合に活用できます。体の一部に取り付けて使用できる製品もあるため、両手が塞がらないといった利点もあります。
腰に巻き付けたスピーカー付きマイク②
スピーカー付きマイク②のヘッドセットになっているマイク部分
小型無線マイク
送信機と受信機に分かれている小型無線マイクを使用することで、音響設備の無い講義室でも話者の音声を集音することができます。受信機にスピーカーをつなげることで講義室全体に音声を届けることができます。また、受信機にイヤフォンを接続することでも音声を聞くことができます。
無線マイク(受信機と送信機)
持ち運びが可能な小型スピーカー
補聴援助システム
Rogerデジマスターは、一般的なスピーカーに比べ、遠方まで音が届くとともに、反響が少なという特徴を持つ線音源スピーカーです。専用のワイヤレスマイク(Roger送信機)やパスアラウンドマイクと併用し、講義室全体に明瞭な音声を届けることができます。デジマスターを2台使用すると、300m²(テニスコートぐらいの広さ)をカバーできます。
デジマスター
タッチスクリーンマイク(左)とパスアラウンドマイク(右)
公開日:2023年7月31日
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