ポイント

事前的改善措置は施設・設備のバリアフリー化のようなハード面だけではなく、制度の見直しや理解啓発のソフト面も含めます。特に小規模校の場合は、多くの学生に対してメリットがあるものから整備することで結果的に 害のある学生が学生生活を送りやすくなる可能性が高まります。学びのユニバーサルデザイン(UDL)の観点で学習方法や内容を検討することは、障害のある学生はもちろんのこと障害のない学生に学びやすさも亢進させることができます。この機会に学習環境の向上に努めることで大学の存在価値を高めることに繋がるかもしれません。

更新履歴

2019.10.24 掲載
2020.01.15 更新