ポイント

低年次や支援に慣れていない学生の場合や講義形態の見通しが十分に持てない場合は、合理的配慮の妥当性は支援を実施することで明らかになることも少なくありません。社会的障壁を除去できていない等、有効ではない支援は“合理的配慮”とは言えないため、一度全学的な承認を得た後でも、再度個別具体的な変更調整は適宜必要となります。合理的配慮の決定プロセスについて、柔軟性と即時性を持ったものが望ましいでしょう。

参考文献

JASSOハンドブックp21
https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/hand_book/03.html#shirabasu
JASSOWebコラム
https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/chosa_kenkyu/kaiketsu/column/column16.html

更新履歴

2020.1.15 掲載
2020.1.15 更新