Equal Access(情報保障)

Equal Access(情報保障)および支援例について説明します。

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Equal Access(情報保障)について

学修・研究を進めるうえで多くの資料や教材にアクセスする機会があります。一方で何らかの機能障害により、提供されたフォーマットではアクセスが難しい場合も少なくありません。DRCではEqual Accessを目指し、以下のような支援を提供しています。

支援例

PCノートテイク

主に文字情報をメインに使われているユーザーに対して提供しています。パソコンを使って、音声情報を文字に変換します。専用のアプリケーションを使用して、複数人が一文を入力する連係入力を行うことで情報量を担保しています。また、情報の質に関しても、必要に応じて専門領域を学ぶ学生等を配置することで担保することを目指しています。

板書代筆

板書の書き取りが難しいユーザー、例えば上肢の麻痺などでノートが取れない方や同時並行処理が困難な方など、に対して板書代筆を提供しています。板書代筆の方法については、個別具体的に検討をしています。方法の一例としては学生サポーターを配置することや板書撮影の許可を求めるなどが挙げられます。

電子データ化

紙媒体ではアクセスが難しいユーザー、例えば見ることや読むことへの機能障害がある方や上肢の麻痺など運動機能の障害がある方など、に対して電子データを提供しています。電子データの種類はPDFやテキストデータなどがあります。
※書籍のデータ化については、附属図書館等とも連係して実施しています。

図書館との連係