毎年6月に、世界各地でLGBTQ+の権利を啓発する活動が行われています。6月は「プライド月間」と呼ばれています。
1969年の6月にアメリカのニューヨークで不当な踏み込み捜査を受け、LGBTQ+の人たちが警察に抵抗した「ストーンウォール事件」が起きました。この事件をきっかけに、偏見・差別を受け続けてきた性的マイノリティの人たちの抵抗と権利獲得の象徴として、6月が「プライド月間」とされるようになりました。
京都大学もまた2025年4月に「京都大学DEIB推進宣言」を公表しました。この宣言には京都大学が性の多様性を尊重することが含まれています。
https://www.deib.cwr.kyoto-u.ac.jp/
DEIBとは、以下のような意味の頭文字をとっています。
Diversity & Equity:性別、国籍、世代、身体的特性や、宗教、性的指向など、異なる視点や経験を持った多様な人を受け入れ、違いに応じた適切な支援を受けられる状態
Inclusion:互いに尊重し合い、それぞれの個性と能力を存分に発揮できる環境が用意されている状態
Belonging:開かれた対話や議論が展開される環境のなかで、自らのアイデンティティの一部として京都大学に愛着と誇りをもてる共創的なコミュニティが形成されている状態
近年は、性の多様性に関する取り組みがオープンに取り組まれるようになってはきましたが、一方で、生きていく中で個々人がセクシュアリティ(性自認や性的指向、あるいはジェンダーに関することなど)の問題に悩むこともあるかと思います。
電話やチャットでセクシャリティに関わる悩みや困りごとを相談できる専門の窓口があります。
京都市(亀岡市・向日市・長岡京市との共催)では、専門相談員による個別相談会が開催されます。
また、そのような悩みを抱えたときは、当センターでも相談をお受けしています。あなたの悩みに真剣に耳を傾けたいと思っています。勇気がいることとは思いますが、ぜひ相談にお越しください。
一般社団法人社会的包摂サポートセンター「よりそいホットライン」
https://www.since2011.net/yorisoi/n4/
LGBT等コミュニティスペース「京都まぁぶるスペース」及び個別相談会(京都市)
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000341877.html
LGBT等コミュニティスペース「京都まぁぶるスペース」及び個別相談会チラシ(PDF,1.6MB)ダウンロード
京都市LGBT応援サイト
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000271168.html
当ホームページ「ご利用案内・アクセス」
https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/ssc/about/access/