京都大学HEAPでは、複数の機関と連携して、「高等教育機関における障害者差別解消法と合理的配慮に関する理解度テスト」を試行実施しております。
つきましては、高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校、専門学校)より、理解度テストに参加する学校を募集しております。


【趣旨】
2024年に改正障害者差別解消法が施行され、高等教育機関に所属する全ての教職員が障害者差別解消法や合理的配慮について理解を一層深めることが求められていると思います。
そのため、令和7年6月に「障害学生支援e-learningコンソーシアム」を設置し、e-learningプログラムを用いて障害学生支援の理解を深めていく取り組みを進めていくこととなりました。
**(障害学生支援e-learningコンソーシアム)**
<構成員>
筑波大学 ヒューマンエンパワーメント推進局(BHE)
東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)
京都大学 高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)
放送大学 障がいに関する学生支援相談室
一般社団法人全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)
<協力機関>
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
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コンソーシアムの今年度の活動として、「高等教育機関における障害者差別解消法と合理的配慮に関する理解度テスト(以下、理解度テスト)」を全国の高等教育機関の教職員に対して試行実施しております。

【理解度テストについて】
理解度テストは、小テスト形式で障害者差別解消法や合理的配慮について、教職員自身の理解度を確認することができます。
また、回答後、専門家による解答・解説をつけていますので、テスト回答自体が研修教材としての機能をもつようになっています。
下記はテストに回答した教職員の感想を抜粋したものです。

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『様々な角度で質問されると認識のブレを感じ、本当に正しい認識をしているのか今一度見直しが必要と感じた』
『これまで合理的配慮の研修会等で学び、実践してきたが、今回の理解度テストで支援の振り返りができたため、とても良い機会となった』
『合理的配慮について改めて考える内容であったと感じました。配慮を必要としている方がどのような配慮を希望しているのか聞いて、一緒に考えることが大事であることが大事だと改めて感じました。合理的配慮や建設的対話について大学全体で考えるきっかけにもなるのではないかと思いました』
『普段障害のある学生に関わっていても、あいまいな部分やこちらの選択肢もあり得るなと感じる部分も多かった。 障害のある学生に接することの少ない教職員にとっても、選択肢を読むだけでも気づきを得られる良い機会になるのではと感じた。 ありがとうございました』
『問題を解きながら、合理的配慮等について考えることができるので、グループワークとはまた違う面で理解度を高められる機会になれたと思う。』
『具体的な対応方法について問う問題が多くて非常に参考になる。』
『障がい者に対しての合理的配慮が当たり前の社会になってほしいとテストをうけて感じました。』
『他のコンプライアンス関係の事項と同様、大学全構成員の理解醸成につながるテストとなりますことを期待しております。』etc.
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<理解度テスト監修者>
●竹田 一則(筑波大学教授)
専門は障害科学。文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」(第一次から第三次まとめ)座長、内閣府「障害者政策委員会」専門委員、全国高等教育障害学生支援協議会(AHEADJAPAN)代表理事など
●川島 聡(放送大学教授)
専門は障害法、国際人権法。内閣府障がい者制度改革推進会議(障害者政策委員会)差別禁止部会構成員。日本障害法学会理事、障害学会理事、国際人権法学会理事、全国高等教育障害学生支援協議会(AHEADJAPAN)理事など
●村田 淳(京都大学准教授)
京都大学DRC(障害学生支援部門)部門長。ディスアビリティ・インクルージョンセンター(DIINセンター)・センター長。HEAP(高等教育アクセシビリティプラットフォーム)ディレクター。障害学生支援に係る豊富な実務経験

【理解度テストの試行実施の概要】
今年度の理解度テストの試行実施は「学校からの参加申し込み」が必要となります。
各教職員の皆様におかれましては、ご所属の学校で理解度テストの実施を希望する場合には、ご所属の学校の学生支援部署やFD/SD担当部署等に、このページの内容をお伝えいただき、ご相談いただけますと幸いです。

試行実施に関する詳細は、下記の「学校宛の説明文書」と「チラシ」をご確認いただければ幸いです。
●学校宛の説明文書
https://x.gd/mnHcX
●チラシ(学校宛)
https://x.gd/Iim71

また、ご協力いただいている学校のリストは下記よりご参考いただけます(随時、更新)
https://x.gd/lkGAK

<要点>
・対象となる学校は「大学」「短期大学」「高等専門学校」「専門学校(専修学校専門課程)」です。
・今回の理解度テストはWEBフォームにより実施します。事務局で教職員用の素材(周知文、チラシ等)をご用意します。
・事務局から提供する素材を用いて、ご無理のない範囲で、学内教職員への案内や情報提供をお願いします。教職員の参加は任意です。
・全学規模でなくても、一部の部署・部局(例:学生支援部署)のみの案内や情報提供でも構いません。
例:教職員専用サイト・ページへの掲載、教職員メールリストでの案内、学内会議や研修等での案内
・ご協力いただける学校には、学校別の「回答者数」「テスト結果の概要(平均点など)」「特に正答率が低い設問」などをお伝えすること(フィードバック)も可能です。今後のFD活動の改善にも多少、お役に立つかと考えております。
・なお、各学校ごとのテスト結果(点数)を公開・公表することは一切ありませんので、ご安心ください。
・事前に調査内容、テスト内容を確認したい、などの問い合わせも事務局で個別に対応しております。

【今後の展開】
今回の試行調査を通じて、理解度テストの信頼性・妥当性の検証、短縮版の開発、より実用的なe-learning教材の開発と展開につなげていきたいと考えています。

【申し込みフォーム(学校単位での申し込み)】
もしご協力いただけるようでしたら、下記URLより、学校の担当者の方から学校情報等の入力をお願いしたく存じます。
2025年11月末日までを目安に随時、受け付けております。
フォーム入力後、承諾書の署名を電子的に行なった後で、教職員周知用の素材をお送りする予定です。

https://forms.office.com/r/HvAjfECwwv

※個人ではなく学校からの申込です

【問い合わせ先】
障害学生支援e-learningコンソーシアム
(事務局:筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局)
E-mail: radd-info@un.tsukuba.ac.jp