筑波大学より以下の案内をいただきました。ご関心のある方は是非、お申し込みください。
2025年3月13日(木)9:30-12:30に「知的障害と大学ー共に学べる場を求めてー」というテーマで一般公開WEBイベントを開催します。
知的障害のある方や大学等の高等教育機関に関われている方をはじめ、ちょっと気になるという方も含めて、どなたでも、ぜひご参加ください。見逃し配信(アーカイブ)もあります。
下記、詳細となります。
//(拡散などご協力をよろしくお願いします)//
3月13日 一般公開WEBイベント「知的障害と大学ー共に学べる場を求めてー」
https://chi-to-manabi.peatix.com
【概要】
●X:Twitter
https://x.com/galaxy322/status/1885523479878930936
●Facebook
https://www.facebook.com/ginga.sasaki/posts/pfbid025RGp3QwcK4vuvusrf2Bb3qnkVgwutqqgBH8tdYz1rqopV3eroeTNGM7vdDs9Ca5Rl
●フライヤー(PDF)
https://x.gd/9AT0z
【趣旨】
高校を卒業した人が大学等に進学する割合が87.3%であるのに対し、知的障害特別支援学校の高等部を卒業した人の進学率は1.7%程度にとどまる。つまり、知的障害のある人は早期の就労が求められ、成人してから教育を受ける機会がほとんどない。現在、日本における知的障害のある成人の学びの場は、特別支援学校専攻科、福祉事業型専攻科、大学等が開催する公開講座がある。また、北米、ヨーロッパ、韓国など海外の国々では、知的障害のある人を対象とした履修コースを大学が開講し、障害のない大学生と共に学生生活を過ごせる大学もある。しかし、これらの学びの場は十分に知られておらず、資源も限られているため、知的障害のある人は「学ぶ」よりは「働く」べきという認識や態度が無自覚に形成されている可能性もある。
このイベントでは、知的障害のある成人が共に学べる場を求めて、日本における学びの場の取り組みを紹介する。加えて、知的障害のある生徒や保護者、特別支援学校教員は、これらの学びの場をどう感じているか、また、日本の大学で学びの場がどの程度実現可能かについて調査した結果を報告する。話題提供を踏まえ、知的障害のある成人の学びの場に関する課題や展望、大学等の教育機関における知的障害のある人のインクルージョンなどについて、参加者も交えて議論したい。
【開催日時】
2025年3月13日(木)9:30〜12:30
※見逃し配信(アーカイブ)あり
【開催方法】
ウェビナー形式(Web会議システムZoom)
【参加費】
無料
【対象者】
関心のある方はどなたでも歓迎です
【アクセシビリティ対応】
情報保障等が必要な参加者は2025年2月20日(木)までに申込いただけるとありがたいです。上記の期限後も都度、ご相談ください。
字幕(音声認識+誤変換の修正)と手話通訳の手配を進めております。見逃し配信でも閲覧できるようにする予定です。
また、申込サイト(peatix)へのアクセスが難しい方は、以下の問い合わせ先にメールでお知らせください。
【内容(3時間)】
司会進行 佐々木 銀河(筑波大学)
●第一部:話題提供 <9:30-11:20 1時間50分>
趣旨説明 <9:30-9:45 15分>
話題提供1:菅野 恵 さん(学校法人三幸学園) <9:45-10:10 25分>
タイトル「私立特別支援学校の挑戦~仙台みらい高等学園専攻科の取り組みを通して~」
要旨 私立特別支援学校高等部として開校し4年目となります。調理や美容などあらゆる分野の専門学校を多数運営する学校法人三幸学園にしかできない本校の様々な挑戦と課題ついてご紹介いたします。
話題提供2:永山 智章 さん / 富澤 澄玲 さん(株式会社ゆたかカレッジ)<10:10-10:35 25分>
タイトル「ゆたかカレッジにおける取組と課題」
要旨 18歳以降(自治体判断により15歳以降も可)の障がいのある青年たちが、社会で活躍する力をつけるために通う最長4年間の「福祉型カレッジ」における日々の取組と課題について話題提供を行います。
話題提供3:津田 英二 さん(神戸大学)<10:35-11:00 25分>
タイトル「神戸大学「学ぶ楽しみ発見プログラム」」
要旨 神戸大学で2019年度から実施している「学ぶ楽しみ発見プログラム」の概要を報告します。知的障害のある成人を対象とした特別の課程で、週3日後期の約4か月間にわたって開講している計148時間のプログラムです。
話題提供4:佐々木銀河(筑波大学)<11:00-11:20 20分>
タイトル「知的障害のある人の学びの場に関するニーズと実現可能性に関する調査報告」
要旨 米国の「知的障害者向け大学教育プログラム」と日本の「特別支援学校専攻科」、「福祉事業型専攻科」、「大学のオープンカレッジ」のそれぞれに対する知的障害生徒と保護者、特別支援学校教員のニーズ調査、ならびに大学での実現可能性に関する調査結果を報告します。
●休憩 <11:20-11:30 10分>
●第二部:パネルディスカッション <11:30-12:30 1時間00分>
参加者から申込時に聴取した関心事を参考にディスカッションを行います。
【申し込み期限(下記URLよりチケット申込)】
https://chi-to-manabi.peatix.com
<当日参加+見逃し配信>
2025年3月13日(木)12:30まで
<見逃し配信のみ>
2025年4月13日(日)23:00まで
【複数名での参加・視聴について】
1つの登録アカウントで複数名が参加・視聴することや、資料および視聴用のURL等の共有や転送は【原則 禁止】とさせていただいております。
一方で、多くの方に本イベントにアクセスいただきたいと思っており、学校単位など複数名で参加・視聴をされたい場合などは、1人ずつ登録する手間を感じるかと思います。
ついては、同一のご所属から複数名のイベント参加・視聴を希望する場合は、
【イベント担当者(sgalaxy#@#human.tsukuba.ac.jp)に、メールによる事前のご相談】をお願いいたします。
メールにて下記の情報を教えていただければ、複数名の参加・視聴を許可できるか、個別にご返答いたします。
***
・登録いただいた(登録いただく予定の)peatixアカウントの情報(メールアドレス、表示名)
・視聴される人数(概数で構いません)
・視聴される方のご所属(例:〜〜学校の教職員)
・複数名で視聴する方法(例:●月●日に学校で配信)
・複数名で視聴することを希望する理由(例:多くの教職員に視聴してもらいたいため、個別の登録では不都合が生じるため)
***
<想定されるシーンの例>
・日時を定めて、同じ場で1つの画面を視聴する
・配信URLや資料を一定期間、当該の所属内で共有する
(後日、視聴申込者数または視聴者数の報告をしていただきます)
【主催】
筑波大学 SuccessAbility Lab.(サクセサビリティラボ) 佐々木銀河 研究室
https://successability-lab.com/
※公益財団法人橋本財団の助成を受けて開催
【協力】
筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局(BHE)
【問い合わせ先】
筑波大学 佐々木銀河
E-mail: sgalaxy#@#human.tsukuba.ac.jp
※ #@#を@に置換してください