障害のある学生が就職活動を進める際には、一般的な就職活動に必要な情報収集や相談に加え、自身の障害や特性に関する不安や悩みを抱えることがあり、修学支援やキャリア支援を担う教職員は、学生一人ひとりの将来を見据え、社会への移行を円滑に進めるために必要なプロセスや準備について十分に理解し、大学としてどのような対応が可能かを考えることが大切です。
2024年11月には、パイロット企画として「障害のある学生のキャリア支援担当者ネットワーク会議 in Kyoto」を実施しました。
本企画では、障害やキャリア支援、地域リソースの活用に関して支援者自身も手探りの状態でノウハウを構築している現状があること、また、効率的に情報を得たり、相談できるネットワークを構築したりすることが必要であるということが浮き彫りになりました。これらの経緯から、京都府近郊の高等教育機関におけるキャリア支援担当者のネットワークの構築・運営することとなりました(モデル事業)。
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