Dark Reader で ウェブページを“かんたんアクセシブル化”

インターネットを利用するすべての人にとって、ウェブページが「見えやすい」「読みやすい」ものであることが大切です。しかし実際には、強い白背景や低コントラスト配色、細かすぎる文字などが原因で、長時間の閲覧がつらかったり、内容が読み取りにくいと感じるケースが少なくありません。

本記事では、そうした悩みをワンクリックで軽減できるブラウザ拡張機能「 Dark Reader」 と、ユニバーサルデザインの視点から読みやすさを高めるフォント 「UDデジタル教科書体」 の組み合わせを紹介します。


  1. Dark Reader とは?

    ブラウザ拡張機能を入れるだけで、どんなサイトでもワンクリックでダークモードに変換。輝度やコントラストを調整して、まぶしさを抑え読みやすくします。
    https://darkreader.org/

  2. 基本の3ステップ

    1. 各ブラウザの拡張機能ストアで Dark Reader をインストール(Google Chromeは無料、Safariは有料です)
    2. 拡張機能の顔のアイコンを押して オン/オフ を切替
    3. 明るさ・コントラストなどをスライダーでお好みに調整
  3. フォントを「UDデジタル教科書体」に置き換える方法

    1. まず PC に UDデジタル教科書体 をインストール(モリサワの無償/サブスクプランでも入手可)
    2. Dark Reader の「その他 > フォントの選択」でリストから選び、チェックを入れれば完了。以降は閲覧中のすべてのサイトがこのユニバーサルデザイン書体で表示されます。

まとめ

暗い背景と読みやすいUDフォントの2つの効果で、目に優しく快適な閲覧が実現できます。難しい設定や開発知識は不要です。


公開日:2025年6月27日

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