センター概要

障害のある人の教育や就労など、地域生活のさまざまな場面で生じる障害(社会的障壁/Disability)を除去・軽減することを目指して、京都大学ディスアビリティ・インクルージョンセンター(DIIN Center/ディーインセンター)は設立されました。

京都大学では2007年より、現在のDRC(障害学生支援部門)の前身となる組織を立ち上げ、障害のある学生への支援を行なってきましたが、そのなかで、そもそもなぜその人たちが障害者となっているのか、どうしてそこに障害が生じているのかという視点を大切にしてきました。その背景には、いまある価値観や慣習、建物や道具といった私たちの身のまわりにあるあらゆる物事が大多数に向けてつくられており、それが一部の人々にとっての障害(社会的障壁/Disability)となってあらわれているという現実があると考えているからです。

大学は、研究や教育を通じて、地域社会の資源となり得る人・物・考え方を豊富に蓄積している場です。DIIN Centerは、障害の有無にかかわらず人々が互いに尊重し合える社会の実現に向け、大学としての特色を最大限にいかしていきたいと考えています。また、これまでのDRCでの蓄積から得られた多様な選択肢やリソースを提供することで、より良い社会を育む文化の醸成に寄与していくとともに、今後のDIIN Centerの取り組みから得られた知見を再び高等教育の支援や教育へと還元する循環を生み出すことを目指します。

 

京都大学学生総合支援機構組織構成図