京都大学HEAP 障害学生支援セミナー 「障害のある学生の災害時対策を考える」 [企画概要・目的] 災害等の非常事態が発生したとき、誰もが戸惑い、焦り、不安に陥ることが予想されます。発災時には、知識や経験、その場で手に入る情報をもとに即座に身を守る行動をとることが求められますが、そのためには普段から想像し対策を考える必要があります。一方で、障害等の状況によっては、1人であらゆる危険を回避することが困難な場合があります。 京都大学DRC(障害学生支援部門)では、これまで「EPRP(Emergency Prediction&Response Plan:危機予測と自己レスポンス)」「EAT(Emergency Assist Trial:非常時アシスト・トライアル)」など、障害のある学生を対象とした災害時対応に関する取り組みを行うとともに、部署としてスタッフ全員での災害時対策ミーティングも行ってきました。 本企画では、これらの取り組みを振り返るとともに、障害のある学生の災害時対策について、意見交換を交えながら考える機会としたいと考えています。特に、第二部のトークセッショ(鼎談)では、視覚障害(全盲)のある学生にもスピーカーとして参加してもらう形で、より具体的で、当事者視点も含めたディスカッションを行いたいと考えています。 [日時] 2025年5月17日(土曜日)13時30分~17時00分 ※13時15分から受付を開始いたします [会場] 京都大学 吉田キャンパス本部構内 国際科学イノベーション棟(5F) 会議室5a / 5b https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/access/   [対象者(定員:30名)] 京都大学の学生、および教職員 障害のある学生や高校生、およびその支援担当者やご家族等 その他、高等教育機関や自治体等において災害時対策や障害学生支援に関わる方 [参加申込方法] 以下の申込フォームから事前お申込みをお願いいたします。 https://forms.gle/ZfjTDetjGawjK6NZ8 申込期間:2025年4月14日(月曜日)~5月2日(金曜日) ※参加費は無料です ※申込定員に達した場合、期日までに申込受付を締め切らせていただきます ※本セミナーには、手話通訳と文字通訳がつきます ※その他、参加にあたって配慮を希望される場合は、申込フォームにてお知らせください [タイムスケジュール] 第一部 13時30分~14時00分 災害時対策プロジェクトの説明・報告:京都大学DRC 14時00分~14時45分 避難関連物品の展示・紹介:京都大学HEAP 第二部 15時00分~16時00分 トークセッション(鼎談): 『視覚障害(全盲)のある学生のEPRPとその後』 三好 里奈(京都大学 地球環境学堂 修士課程2年) 辻井 美帆(京都大学DRC) 村田 淳(京都大学DRC/京都大学HEAP) 16時00分~16時45分 フロアディスカッション 16時45分~17時00分 ラップアップ・閉会 [主催] 京都大学 高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP) [問い合わせ先] HEAP事務局 京都大学 ディスアビリティ・インクルージョンセンター(DIINセンター)内 担当者:辻井・大前・松井 / 実施責任者:村田 TEL:075-753-5707  MAIL:heap@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp