タイトル:Office×読み書き ver1.2(2020.12) コピーライト:HEAP 普段、MicrosoftのOffice(Word・Excel・PowerPointなど)を使用している方も多いのではないでしょうか。よく使うものだからこそ、少しでも楽ができる設定を知っていると便利です。Officeや一部アプリケーションの「読み書き」のサポートツールを紹介します。 1)Word(文書作成ソフト) 言わずと知れた文書作成ソフトで、発話が明瞭な場合は口述入力機能(ホーム>ディクテーション)も使用可能です。Wordファイルで文書のやり取りをする場合は、見やすさの調整をすることも可能です。 ・見やすさを調整する(表示>閲覧モード) ・読み上げをする  方法@ イマーシブリーダーを使用する※Office 365 サブスクリプションユーザーのみ  方法A Wordオンラインで使用可能  方法B アドインソフトを利用する※「WordTalker(有料)」 2)OneNote(デジタルノートソフト パソコンやスマートフォンから自在に使えるデジタルノートソフトです。他のOfficeソフト(WordやExcel等)と違って、目的が合えば無償で使用できます。口述入力機能(ホーム>ディクテーション)もあるので、発話が明瞭な場合は使用可能です。 事例)授業を聞きながらノートを取ることが難しい場合、ICレコーダーを活用したい。一方ですべてを聞き直すことは時間的な制約もある。 @OneNoteの機能(オーディオ>録音)でノートを取りながら録音ができます。録音時間と入力時間が同期して保存されます。 Aその他ノートアプリ(Notability(iOS), AudioNote(iOS) 等)でもノートを取りながら録音ができます。 3)Office Lens(写真補正ソフト) iOS版 Office Lensでは、「イマーシブ リーダー」機能で、撮影した画像からテキストを抽出し、その場で読み上げさせることもできます。 事例)iPad(iOS端末)で紙媒体の資料をテキストデータ化したい、読み上げたい @Office Lensで撮影→ Office Wordで読込/イマーシブリーダーで読込→テキストをコピー、読み上げ AAdobe Scanで撮影→Adobe Acrobat Readerで読込→テキストをコピー、読み上げ Tips)読み上げにはiOSのアクセシビリティ機能や読み上げアプリ(iTextSpeaker等)も便利です。 4)イマーシブリーダー(学習ツール) Microsoft社が開発したイマーシブリーダー(学習ツール)を用いると下記の各種設定が可能となり、「読み」のサポートになります。 ※OneNote、Word、Outlookなどで使用可能 <機能> @文字サイズ/間隔/フォント/背景色 A品詞の色分け B行フォーカス C読み上げスピード等 Cf) https://www.onenote.com/learningtools