タイトル:字幕を付ける(リアルタイム型) コピーライト:HEAP ver.1(2021.10) 音声認識システムの普及により、動画コンテンツへの字幕作成がスムーズにできるようになりました。 一方で、動画編集ソフトの種類は多岐に渡り、多機能なものも多いため、どこから手をつけていいのかわからないという声もあります。このTipsでは「リアルタイム型」コンテンツの字幕付与作業の流れを紹介します。 なお、より具体的な情報はPEPNet-Japan(筑波技術大学)のWEBサイトが非常に参考になります。 リアルタイムで配信するコンテンツに対して字幕を付ける場合は、@動画内に字幕を表示するか、A動画とは別画面で字幕を表示するか、で方法が変わります。 @字幕を動画内で収める場合 【メリット】視線の移動が少なくて済む【デメリット】字幕表示量に限界がある ・配信にZoomを使う場合 別途、文字情報保障アプリ(UDトーク、captiOnline)が必要です。 手順1:ZoomホストがAPIトークン(URL)を発行します。ホストが「字幕」→「APIトークンをコピー」をクリックすると、API    トークンがコピーされています。 手順2:文字情報保障アプリにホストが発行したAPIトークンを読み込ませて連携させます。情報保障を行います。     ⇒入力した文字が字幕として動画内に表示される。 ・配信にMS Teamsを使う場合 Teams内の音声認識機能を利用して動画内に文字を表示する。 手順:「ライブキャプションをオンにする」をクリックする ⇒音声認識された文字が字幕として動画内に表示される A字幕を動画内に収めない場合 【メリット】字幕表示に関する自由度が高い。トラブルシューティングがしやすい。 【デメリット】視線の移動が多少生じる 利用者にZoomやMS Teamsとは別に、文字情報保障アプリを別ブラウザや別端末で立ち上げてもらいます。 (※少し複雑ですがOBSを使って、@のように1つの画面に統合可能です。 Reference: PEPNet-Japan http://www.pepnet-j.org/web/modules/tinyd1/index.php?id=400 captiOnine https://capti.info.a.tsukuba-tech.ac.jp/ UDトーク https://udtalk.jp/