学生サポータールールブック Disability Support Office Supporter's RuleBook P1 1. 学生サポーター登録から活動までの流れ ① 学生サポーター登録 氏名・学部/研究科・学生番号など必要事項をWeb上の専用システム(CAS:Coordinate Assist System)に各自入力していただきます。登録には学生証の画像アップロードが必要なため学生証を準備してください。 ※ 登録内容に変更が生じた場合は、DRCにお知らせください。 ※ 年度ごとに更新が必要です。時期がきたらDRCよりメール周知します。 ② スケジュール(支援可能なコマ)登録 スケジュール(空きコマで支援可能なコマ)をCASに各自登録していただきます。 ③ 支援依頼・配置確定 DRCにて、利用学生が支援を必要としているコマと、学生サポーターが登録した空きコマをマッチングし、支援依頼をします。 学生サポーターから支援担当の可否の返事をもらって配置が確定します。 配置確定後、業務の詳細についてメールで連絡をします。 必要に応じて事前に打ち合わせ・レクチャーを行う場合があります。 ④ 支援 担当のコマにてサポート業務を行っていただきます。 ⑤ 「支援確認簿」記入・押印 サポート終了後、DRCにて「支援確認簿」に記入していただきます。押印が必要なため印鑑(シャチハタ不可)を毎回持参していただきます。 サポート終了後に時間がなければ、原則その日のうちに記入に来ていただきます。 ※ 在宅やオンラインでのサポートの場合は、個別にご相談します。  養成講座(ノートテイク・テキストデータ化・ガイドヘルプ等) 特に必要とされている支援内容に関わる講座を別途必要に応じて開催しています。 開催は都度メールでお知らせします。 P2 2. サポート業務についての留意点 障害のある学生へのサポートは、謝金が支払われるお仕事です【謝金単価1,200円/時間 ※源泉所得税が引かれます】。ただし、通常のアルバイトとは異なる点がいくつかありますので、まずはその違いを知っておいてください。  サポートは、学生サポーターの空きコマで入っていただきます。支援を必要とするコマと学生サポーターの空きコマが合って初めて、サポート業務をお願いすることになります。  ただし、登録している学生サポーターの空きコマ数と、サポートを必要とするコマの数が一致することはほとんどありません。そのため、学生サポーター全員にサポート業務をお願いできるわけではありません。特に登録する学生サポーターが多いときはサポート業務依頼がしばらくないこともあります。一方で、学生サポーターが少ないときは同じ方に複数お願いする場合もあります。  障害学生へのサポートは、障害学生のニーズに応じて行います。そのため、サポート内容の変更、キャンセル、急な依頼をすることもしばしばあります。 以上のことから、定期的な活動を前提とするものではなく、安定したアルバイトとはいえません。 その点、ご理解をいただきますようお願いします。 P3 3. サポートに入る前に必要な手続き サポートに入ることが確定したら、以下の手続きが必要になります。 ① 謝金の振込口座登録 DRCにて「銀行振込依頼書」を記入していただきます。メールでのデータ提出も可能です。 ※ ゆうちょ銀行の場合のみ通帳写しの提出が必要です。コピーはDRCでとることもできます。 ② マイナンバーの提出 マイナンバー法に基づき、源泉徴収関連事務に関わる目的のためにマイナンバーの収集を行っています。 ※ 学内の他部署に提出済みの場合は再提出不要です。その旨をお知らせください ※ 提出していただいた書類等は謝金支払いの手続きにのみ使用し、適切な安全措置をもって管理いたします。 ※ 収集に関して、質問や不明点がある場合はスタッフにお問い合わせください。 [提出方法]  DRCにて「個人番号利用目的同意書 兼 個人番号通知書」に所定の事項を記載していただきます。  下記のマイナンバーが記載された書類のうち、いずれか1つのコピーを同用紙に貼り付けてもらいますので、各自ご持参ください。  通知カード  個人番号カード(両面)  マイナンバーが記載された住民票記載事項証明書等 ③ 「学研災」及び「学研賠」への加入 業務に従事するためには、「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」及び「学研災付帯賠償責任保険(学研賠)」への加入が必要です。未加入の方は、学生サポーター登録の前に加入手続きを済ませてください(加入状況はKULASIS内の「登録情報」から確認できます)。 ④ 「承諾書」の記入 業務に従事するにあたって、年度ごとに「承諾書」の記入・提出が必要です。承諾書はDRCにて記入・提出していただきます。 P4 4. サポート業務に関するルール ① サポートの基本時間 情報保障支援 授業時間(90分)+前後の準備・DRCに戻る時間(前後15分)=120分 ガイドヘルプ等 支援時間(A)+DRCに戻る時間(15分)=A+15分 板書代筆 支援時間(A)+DRCに戻る時間(15分)=A+15分 授業サポート 支援時間(A)+DRCに戻る時間(15分)=A+15分 テキストデータ化 依頼時間 DRC業務補助 依頼時間 留意点  支援終了後はすみやかにDRCに戻り、「支援確認簿」に記入・押印してください。 ※ 支援終了後、「支援確認簿」の記入ができない事情がある場合は、事前に相談してください。 ※ 在宅やオンラインでのサポートの場合は、個別にご相談します。  情報保障サポートでは、授業等の事情により、サポート前の準備に従事することができない場合は、準備の時間(前15分)をサポート時間に含まない場合があります。また、サポート時間(90分)についても、授業内容等によって変更になる可能性があります。  ガイドヘルプ・板書代筆・授業サポート・テキストデータ化の支援(依頼)時間は、サポート依頼メールにてお伝えします。  サポートしている授業が長引いたり早く終わったりした場合は、その日のうちに終了時刻をDRCに報告してください。 ② 学生サポーター用「ネームホルダー」の着用 サポート中は、学生サポーター用「ネームホルダー」を首からさげていただきます。 ③ 欠席・遅刻について 依頼を引き受けたサポート業務にその後、入れないことが分かったときは、すみやかにDRCへメールで連絡をしてください。こちらで代役を調整します。 当日の欠席・遅刻の場合は、DRCに至急連絡をしてください。その際は原則として、電話での連絡をお願いしています。 DRC:075-753-2317 ※番号を登録しておいてください P5 ④ 利用学生からのサポートキャンセルについて 利用学生が何らかの理由でサポートをキャンセルする場合は、DRCに連絡が入りますので、連絡があり次第、学生サポーターにお知らせします。 利用学生が当日欠席・遅刻する場合は以下の対応となります。  授業が開始しても利用学生が来ない場合 開始後20分間は教室内(オンライン授業の場合はZoom内)で待機していただき、20分超過後に退室してください。その後、DRCに来室して報告してください。  教室にて休講が判明した場合 利用学生に確認のうえ、DRCへ来室し報告してください。  教室到着前に休講・欠席の連絡を受けた場合 基本的にはサポートはお休みとなります。 1限サポートですでに大学に到着している、あるいはサポートのためだけに大学に来ている、遠方の自宅を出発した後など、学生サポーターにとってサポートキャンセルによる影響が大きいと判断される場合は、DRCにて対応を検討します。 ⑤ 業務中に学生サポーターの体調が悪くなった場合 利用学生(複数名でのサポート体制の場合は、他の学生サポーターにも)にその旨を伝えて退室し、DRCに連絡をしてください。特に一人体制でサポートをしている場合は、すぐに代役を派遣する必要があります。 P6 5. 業務終了後に必要な手続き ① 毎サポート後「支援確認簿」の記入(書き方はP7を参照) 業務は「支援確認簿」の記入をもって完了します。サポート終了後、DRCにて記入していただきます。押印が必要なため、印鑑(シャチハタ不可)を毎度ご持参ください。終了後に来室する時間がなければ、原則その日のうちに記入に来ていただきます。どうしても難しい場合は、必ずDRCへご相談ください。 サポート時間に変更があった場合(授業が延長した・学生サポーターの遅刻等)は、DRCに変更時間と変更理由を伝えてください。 ② 毎月最終支援日「支援確認簿」「他部局勤務表(該当者のみ)」の提出 毎月最終支援日に、その月の総業務時間、支援学生署名欄への署名・捺印等、必要事項を全て記入した「支援確認簿」と、同月内に京都大学から給与・謝金が支給される他業務に従事している場合は「他部局勤務表」を提出していただきます。  「他部局勤務表」について 京都大学内で他の業務に従事している方は、他業務との勤務時間の重複がないことを確認するため、年間の勤務予定表と月毎の勤務表をご提出ください。尚、月毎の勤務表の提出は必須となります。 月毎の勤務表をご提出いただくにあたって、月末までに、ご本人と業務監督者捺印済みの勤務表の写しを、DRC宛にメールで送っていただくようお願いいたします(直接ご来室いただいても構いません)。 月毎の勤務表がお手元にない、または管理状況が不明の場合は一度部局に問い合わせをお願いいたします。 P7 支援確認簿(サンプル張りつけあり) 京都大学学生総合支援機構 障害学生支援部門(DRC) 2023年10月