学生サポータールールブック Disability Support Office Supporter's RuleBook P1 1. 学生サポーター登録から活動までの流れ ① 学生サポーター登録 氏名・学部・学生番号など必要事項をWeb上の専用システム(CAS:Coordinate Assist System)に各自入力していただきます。登録には学生証の画像アップロードが必要なため学生証を準備してください。 ※ 登録内容に変更が生じた場合は、障害学生支援ルームにお知らせください。 ※ 年度ごとに更新が必要です。時期がきたら障害学生支援ルームよりメール周知します。 ② スケジュール(支援可能なコマ)登録 スケジュール(空きコマで支援可能なコマ)を①と同じ専用システムに各自登録していただきます。 ③ 支援依頼・配置確定 障害学生支援ルームにて、利用学生が支援を必要としているコマと、学生サポーターが登録した空きコマをマッチングし、支援依頼をします。 学生サポーターから支援担当の可否の返事をもらって配置が確定します。 配置確定後、業務の詳細についてメールで連絡をします。 必要に応じて事前に打ち合わせ・レクチャーを行う場合があります。 ④ 支援 担当のコマにてサポート業務を行っていただきます。 ⑤ 「支援確認簿」記入・押印 サポート終了後、障害学生支援ルームにて「支援確認簿」に記入していただきます。押印が必要なため印鑑を毎回持参していただきます。 サポート終了後に時間がなければ、原則その日のうちに記入に来ていただきます。  「サポート活動のための障害学生支援概論」講座の開催 障害学生のサポートに関する講座です。定期開催(6月・9月・12月・(2月))のため、学生サポーター登録をした日から近い日程で参加をしてください(基本的に参加必須)。  その他の養成講座(ノートテイク・テキストデータ化・ガイドヘルプ等) 特に必要とされている支援内容に関わる講座を別途必要に応じて開催しています。開催は都度メールでお知らせします。 P2 2. サポート業務についての留意点 障害のある学生へのサポートは、謝金が支払われるお仕事です【謝金単価1,200円/時間※源泉所得税が引かれます】。ただし、通常のアルバイトとは異なる点がいくつかありますので、まずはその違いを知っておいてください。  サポートは、学生サポーターの空きコマで入っていただきます。支援を必要とするコマと学生サポーターの空きコマが合って初めて、お仕事をお願いすることになります。  ただし、登録している学生サポーターの空きコマ数と、サポートを必要とするコマの数が一致することはほとんどありません。そのため、学生サポーター全員にお仕事をお願いできるわけではありません。特に登録する学生サポーターが多いときはお仕事依頼がしばらくないこともあります。また逆に、学生サポーターが少ないときは同じ方に複数お願いする場合もあります。  障害学生へのサポートは、障害学生のニーズに応じて行います。そのため、サポート内容の変更、キャンセル、急な依頼をすることもしばしばあります。 以上のことから安定したアルバイトとはいえません。 その点、ご理解をいただきますようお願いします。 P3 3. サポートに入る前に必要な手続き サポートに入ることが確定したら、以下の手続きが必要になります。 ① 謝金の振込口座登録 障害学生支援ルームにて「銀行振込依頼書」を記入していただきます。 ※ ゆうちょ銀行の場合のみ通帳写しの提出が必要です。コピーは障害学生支援ルームでとることができます。 ② マイナンバーの提出 マイナンバー法が施行されたことにともない、源泉徴収関連事務に関わる目的のためにマイナンバーの収集を行っています。 ※ 学内の他部署に提出済みの場合は再提出不要です。その旨をお知らせください ※ 提出していただいた書類等は謝金支払いの手続きにのみ使用し、適切な安全措置をもって管理いたします。 ※ 収集に関して、質問や不明点がある場合はスタッフにお問い合わせください。 [提出方法]  障害学生支援ルームにて「個人番号利用目的同意書 兼 個人番号通知書」に所定の事項を記載していただきます。  下記のマイナンバーが記載された書類のうち、いずれか1つのコピーを同用紙に貼り付けてもらいますので、各自ご持参ください。  通知カード  個人番号カード(両面)  マイナンバーが記載された住民票記載事項証明書等 ③ 「学研災」及び「学研賠」への加入 業務に従事するためには、「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」及び「学研災付帯賠償責任保険(学研賠)」への加入が必要です。未加入の方は、学生サポーター登録の前に加入手続きを済ませてください(加入状況はKULASIS内の「登録情報」から確認できます)。 ④ 「承諾書」の記入 業務に従事するにあたって、年度ごとに「承諾書」の記入・提出が必要です。承諾書は障害学生支援ルームにて記入・提出していただきます。 P4 4. サポート業務に関するルール ① サポートの基本時間 情報保障 授業時間(90分)+前後の準備・片付け時間(各15分)=120分 ガイドヘルプ 待ち合わせ時刻~支援ルームに戻った時刻 板書代筆 授業開始時刻~支援ルームに戻った時刻 授業サポート 待ち合わせ時刻~支援ルームに戻った時刻 留意点  支援終了後はすみやかに障害学生支援ルームに戻り、「支援確認簿」に記入・押印してください。 ※ 支援終了後、「支援確認簿」の記入ができない事情がある場合は、事前に相談してください。  情報保障サポートでは、学生サポーター自身の授業等の事情により、サポート前後の準備・片付けに従事することができない場合は、準備・片付けの時間(各15分)をサポート時間に含まない場合があります。  ガイドヘルプ、授業サポートの待ち合わせ時刻・解散時刻は、サポート依頼メールにてお伝えします。  サポートしている授業が長引いたり早く終わったりした場合は、終了時刻を障害学生支援ルームに報告してください。  授業内容・形態によっては、情報保障のサポート時間が90分間ではなくなる場合があります(例:毎授業の後半が各自レポートを書く時間のためサポート不要等) ② 学生サポーター用「ネームホルダー」の着用 サポート中は、学生サポーター用「ネームホルダー」を首から提げていただきます。 ③ 欠席・遅刻について 依頼を引き受けたサポート業務にその後、入れないことが分かったときは、すみやかに障害学生支援ルームへメールで連絡をしてください。こちらで代役を調整します。 当日の欠席・遅刻の場合は、障害学生支援ルームに至急連絡をしてください。その際はなるべく電話での連絡をお願いしています。 障害学生支援ルーム:075-753-2317 ※番号を登録しておいてください P5 ④ 利用学生からのサポートキャンセルについて 利用学生が何らかの理由でサポートをキャンセルする場合は、障害学生支援ルームに連絡が入りますので、連絡があり次第、学生サポーターにお知らせします。 利用学生が当日欠席・遅刻する場合は以下の対応となります。  授業が開始しても利用学生が来ない場合 開始後20分間は教室内で待機していただき、20分超過後に退室してください。その後、障害学生支援ルームに来室して報告してください。 ※ 原則として0.5時間分の謝金をお支払いします。  教室にて休講が判明した場合 利用学生に確認のうえ、障害学生支援ルームへ来室し報告してください。 ※ 原則として0.5時間分の謝金をお支払いします。  教室到着前に休講・欠席の連絡を受けた場合 基本的にはサポートはお休みとなります。 1限サポートですでに大学に到着している、あるいはサポートのためだけに大学に来ている、遠方の自宅を出発した後など、学生サポーターにとってサポートキャンセルによる影響が大きいと判断される場合は、障害学生支援ルームにて対応を検討します。 ⑤ 業務中に学生サポーターの体調が悪くなった場合 利用学生(複数サポート体制の場合はパートナー学生にも)にその旨を伝えて退室し、障害学生支援ルームに連絡をしてください。特に一人体制でサポートをしている場合は、すぐに代役を派遣する必要があります。 P6 5. 業務終了後に必要な手続き ① 毎サポート後「支援確認簿」の記入(書き方はP6を参照) 業務は「支援確認簿」の記入をもって完了します。 サポート終了後、障害学生支援ルームにて記入していただきます。 押印が必要なため、印鑑(シャチハタ不可)を毎度ご持参ください。終了後に来室する時間がなければ、原則その日のうちに記入に来ていただきます。 サポート時間に変更があった場合(授業が延長した、学生サポーターの遅刻等)は、障害学生支援ルームに変更時間と変更理由を伝えてください。 ② 毎月最終支援日「支援確認簿」の提出 毎月最終支援日に、その月の総業務時間、支援学生署名欄への署名・捺印等、必要事項を全て記入した「支援確認簿」を提出していただきます。 ※ 京都大学内で他の業務に従事している方は、他業務との勤務時間の重複がないことを確認するため、通年の勤務予定表or責任者押印済の勤務表の写しをあわせて提出してください。メールでのデータ提出でも構いません。 P7 支援確認簿(サンプル張りつけあり) 京都大学学生総合支援センター障害学生支援ルーム 2019年9月